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一生に一度!後悔しないための最適な過払い金診断方法とは

原案:司法書士 相澤 剛 更新

一生に一度!後悔しないための最適な過払い金診断方法とは

『自分に過払い金があるのかどうかを知りたいけど、診断って簡単に出来るの?』

『CMで見る大手事務所に依頼するのが無難かな?』

『無料診断って謳っている事務所は怪しいのかな?』

昨今、テレビCMやインターネット広告等で様々な情報が溢れており、選択に迷われる方が多くいらっしゃると思います。

過払い金の診断は大きく分けて、下記の2通りの方法がございます。

1専門家に依頼する。

2無料診断ツールを使う

『専門家に依頼したいけど本当に診断は無料なのか?』

『いきなり弁護士や司法書士に相談をするのは敷居が高いけど、はたして診断ツールで確認できるものなのか?』等のお悩みをお持ちかと思いますが、この記事では、それぞれの診断方法の特徴やメリット・デメリットについて解説を通してお悩みを解消していきます。

この記事を読み終える頃には
下記の状態になっている事をお約束します。

過払い金診断のメリットやデメリットについて理解が深まっている。

自分にあった過払い金の診断方法を見つけられている。

過払い金の診断方法

過払い金の診断方法は、大きく分けて下記の2つの方法があります。

1専門家に依頼をする。

2過払い金無料診断ツールを利用する。

各診断方法について解説していきます。

専門家に依頼する方法

弁護士や司法書士といった専門家に相談をすれば、過払い金が発生しているかどうかの診断を受けることが出来ます。

対面や電話だけでなく、メールやLINE等のツールを使用した診断方法をとっている事務所もありますので、気軽に相談出来ます。

過払い金無料診断ツールを利用する方法

インターネット上で公開されている過払い金無料診断ツールを使えば、専門家に相談をしなくても、自分自身で過払い金の有無や実際に発生する目安額を把握することが出来ます。

各診断方法のメリット・デメリットを比較

各診断方法のメリット・デメリットについて下記の通りです。

各診断方法のメリット・デメリット
メリットデメリット
専門家への相談

・正確な診断が出来る。
・専門家による対応が保証されるため安心感がある。

・相談をするには敷居が高い。
実際に高圧的な態度を取る専門家が多い。
・しつこい営業をされる場合がある。

過払い金無料診断ツールの利用

・無料で診断出来る
・気軽に利用出来る。

・正確性に劣るため結果が間違っている可能性が高い。
・悪徳業者がサイト運営をしている場合がある。

過払い金診断を専門家に依頼するメリット・デメリット

◎メリット 1専門家ならではの安心感

過払い金業務に特化した弁護士や司法書士に診断を依頼すれば、自分でツールを使って診断を行うよりも正確な診断を受けられるという安心感があります。

借入期間や限度額といった細かな情報があればより正確な診断が可能となります。少しでも不安がある方は、専門家に相談をしましょう。

◎メリット 2診断後、そのまま依頼が出来る

診断により、過払い金があることがわかれば、そのまま診断を任せた弁護士や司法書士に手続きを依頼することが可能です。

過払い金業務に特化した事務所に診断をお願いすればよりスムーズな流れで、正式な依頼をすることが出来ます。

×デメリット 1しつこい営業をされる?

過払い金の診断後、しつこい営業をしてくる事務所があります。気軽な気持ちで、無料で診断だけ依頼したにも関わらず、その後、手続きを急かすようなしつこい電話やメールがたくさんきて不愉快な想いをした、という方も多くいらっしゃいます。

過払い金の手続きは義務ではありません。手続きをするかどうかはあくまで個人の自由なので、依頼前にあらかじめ手続きの流れを確認することが重要です。

×デメリット 2『診断費用は無料』の事務所は怪しい?

過払い金の診断自体は無料で行っている事務所がほとんどなので、診断費用が無料なだけでは怪しい事務所かどうかはわかりません。

ポイントは診断後、正式な手続きを依頼した際にかかってくる報酬設定です。事務所ごとに報酬設定は異なりますので、報酬が高く、自分の手元に戻る金額が予想以上に少なかったという方も少なくありません。

依頼前に、必ず報酬設定についての確認をしておきましょう。

過払い金無料診断ツールを利用するメリット・デメリット

◎メリット 1すぐに診断ができる

無料診断ツールを使えば、すぐに過払い金の診断をすることが出来ます。取引期間などの必要項目を入力すれば、数秒で診断結果が出ますので、まずは目安を知りたいと考えている方にとっては便利なツールです。

◎メリット 2気軽に利用できる

いきなり専門家に依頼をするのはハードルが高いと感じている方が多くいらっしゃると思いますが、無料診断ツールには、メールアドレスなどを入力するだけで、匿名で利用できるものもあります。個人情報をなるべく出したくないと考えている方にはとっては、有益なツールとなります。

×デメリット 1診断金額はあてにならない

過払い金無料診断ツールは、正確性に欠けたものが多く、実際の過払い金発生額よりも高い診断結果となるケースがあり、あまりあてにならない事が多々あります。あくまで参考程度に考えておいた方がいいでしょう。

正確性に欠ける理由としては、診断ツールには、①借入額と②取引年数の2点のみを入力するものが多いですが、実際に過払い金の発生有無を確認するには、①②だけの情報では確認する事が出来ないためです。

×デメリット 2運営元が怪しいサイトがある

インターネットで検索をすると、多くの過払い金無料診断ツールが出てきますが、中には、悪徳業者が運営しているサイトもあり、場合によっては個人情報を盗まれる可能性があるため、注意が必要です。サイトの運営元をしっかり確認した上で活用していきましょう。

Q&A

そもそも過払い金が発生する対象者とは?
過払い金が発生するかどうかは、下記①~③の項目により確認することが出来ます。
①キャッシングを利用していた方

過払い金は、キャッシングのみが対象となります。利息制限法を超える利息の支払いがあった場合に発生するものですが、ショッピングは利息制限法の対象外となるため、過払い金が発生しません。

②2008年以降は過払い金対象外

2008年以降に取引を開始した場合には、過払い金は発生しない可能性が高いです。2006年の過払い金に関する最高裁判決を受けて、ほとんどの業者が2007年に金利を見直したためです。 ただし一部の業者に関しては2010年頃まで、違法な金利で貸付を行っていたケースもあります。

③完済から10年で時効

過払い金は取引終了時、つまり完済をした時から10年で時効となり回収が出来なくなります。基本的には、完済から10年経過していなければ請求は可能ですが、2020年4月1日の法改正により、追加された事項もありますので注意して下さい。2020年4月1日以降に取引が終了した場合は、過払い金の時効は下記の2つのうち早い方が適用されます。

最後に取引を行った日・完済した日から10年

過払い金の発生を確認した時から5年

弁護士と司法書士の違いとは?
過払い金の診断に際して、弁護士と司法書士の違いは、代理できる金額の違いです。弁護士には金額の上限がない一方で、司法書士については、過払い金の金額が1社あたり140万円を超える場合は、依頼を受けられません。その他の報酬等の違いに関しては、弁護士と司法書士というよりは、事務所ごとに違ってくるものなので依頼前にしっかり確認が必要です。

まとめ

過払い金の診断についてご説明してきましたが最後に要点をお伝え致します。

要点

過払い金の診断方法は2つ

①専門家に依頼をする

専門家に依頼をすれば、より正確な診断が受けられる。ただし、一般的に診断自体は無料でやっている事務所がほとんどだが、その後の正式な依頼をする際の報酬形態は事務所によって異なるので注意が必要。

無料診断ツールを使う

無料診断ツールを使えば、専門家に依頼をしなくても自分自身で過払い金の発生有無を確認出来る。ただし、正確性に欠けるため、参考程度に考えておいた方がよい。また、中には悪徳業者が運営しているサイトもあるので注意が必要。

こちらの記事が、皆様の過払い金の手続きにおいて、一助となれば幸いです。

過払い金について、何かお困り事がございましたら相澤法務事務所までご相談下さい。

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