<第2弾> 過払い金請求をはじめて10年!これまでの 「広告」「実務」を振り返る

原案:司法書士 相澤 剛 更新

相澤法務事務所は、2019年で開業10年を迎えます。

代表の相澤は知識も経験も何もないところからスタートし、浮き沈みもありながら何とかここまで事務所を成長させることができました。

司法書士事務所を立ち上げて以来、私が行ってきたことを大きくジャンル分けすると「広告」「実務」になるかと思われます。

今は広告費ゼロだけど、最初はどうだったのか?
過払い金訴訟の実務はどのようにして覚えたのか?

今回は過払い金請求10年を振り返る特別企画として、どんな「広告」「実務」のワザを身につけてきたのか、余すところなく披露。

「なるほど、こんな考えがあるから今のサービスや料金にできるんだ」ということを感じ取ってもらえれば幸いです。

開業前からネット活用~はじまりはYouTube~

おもしろいことが大好きなあいきんくんは、人を楽しませたり笑わせたりすることももちろん大好き。

いろんなキャラクターを本サイトに登場させるアイディアも、もちろんアクセスアップを狙ってのことですが、その背後には常に「どうすれば読者が興味を持ってくれるだろう?」と考える姿勢があるからこそ生まれるといえます。

おもしろいことや楽しいことをして人の興味を誘う取り組みは、実は開業前からはじまっていました。

みなさんご存知“ユーチューバー”
あいきんくんはその言葉がはやる前からYouTubeの可能性に目をつけ、「これを使って名前を売ってやろう」と意気込みます。

まさにこのアプローチは、本サイトでただいま爆発中の「コンテンツSEO」の考えそのもの。
司法書士事務所をオープンする1年前の話です。

YouTubeをはじめたきっかけは「名を売るため」

あいきんくんが司法書士事務所を立ち上げたのは、2009年10月のこと。
司法書士試験にはその前年に合格しており、認定司法書士試験受験の関係で1年遅れの開業となりました。

とはいえ、開業までに準備することはたくさんあるため、司法書士としてのスタートは試験合格後からはじまっているといっても過言ではありません。

数ある準備のひとつが、名刺作成。
名を売り、広く人脈を作るためのツールですので、印象に残るような工夫が求められます。

そこであいきんくんが考えたのが、YouTubeアドレスを名刺に記載することでした。
そこにアクセスすると、私あいきんくんが得意になってエレクトーンを演奏する姿が(笑)。
つまり、名刺であっと言わせるために、YouTubeアカウントを開設し、エレクトーン演奏の動画を作成したのです。
これも一種の広告戦略と言えるでしょう。

名前を売るために手間暇惜しんではいられない、というのが私の考え。
「なぜ司法書士なのにエレクトーン?」となれば、その人の記憶に私の印象が強く刻まれることになり、その時点でYouTube作戦は成功するわけです。

そもそもこの名刺を作ったきっかけは、司法書士試験合格後に開催された研修会。
そこでは当然名刺交換が行われることが予想されましたから、いかに効果的に名前を覚えてもらおうか腐心した挙句、完成したのがこのYouTube名刺というわけです。

名刺の目的は、わたすことではありませんよね。
自分の存在を覚えてもらうことのはず。
いくら色やデザインが決まった名刺を作っても、「かっこいいですね」の一言で終わりでしょう。

名前や存在を覚えてもらうには、「何かこの人おもしろいなあ」という雰囲気を匂わせる工夫が大切であり、それを実行したまでのことです。

「楽しませる」にこだわりアクセスUP!

エレクトーン演奏のYouTubeアカウントのIDは、ズバリ「aikinkun2008」。
当然まだこの頃はあいきんくんというイメージキャラクターは生まれておらず、私自身の愛称からとったものでした。

YouTubeには、最初の3ヶ月で一気に30曲弾きまくり動画をアップし続けました。

曲目は嵐やAKB48といった人気アイドルグループのヒット曲から幅広い世代に人気のディズニー・ジブリ、そして相澤の青春時代90年代ソングなどバラエティー豊か。

この動画は広く一般層に向けたもので、エレクトーン演奏のガチファン向けではありません。

だから定番の曲や往年の名曲などを演奏しても一般層に届くわけはなく、それより誰の耳にもなじみやすいアイドルの曲やコアなファン狙いのジャンルが有効だろうと思ってセレクトしたのでした。

嵐やAKBの曲を弾いている動画をアップしてタグを付ければ、上位に浮上してアクセスも稼ぎやすくなります。

検索上位にはタグ付けが欠かせないという感覚は、当時からすでにあったのですね。

曲が曲だけに小学生の視聴も多く、反響も結構あったのでニコ動に転載などもしました。
子どもが観ているとなれば、着ぐるみ着たりしてさらに「楽しませる」ことに心を砕くことも忘れませんでした。

楽しませることができれば、ファンになってもらえて、評判になり、口コミで伝わっていきます。
そんな調子で1日3,000回アクセスまで伸びるようになり、視聴者層は全国にまで拡大。

反響はうれしかったのですが、あまり有名になり過ぎるとそれはそれで怖いなあという感覚もあって、さすがここのときはまだ顔も名前も出せませんでした。
実際、視聴ユーザーの中にはアンチもいましたから・・・。

それはともかく、インターネットの可能性と力を垣間見たよき体験だったのは確かです。
この体験があったからこそ、ほかのどの司法書士よりSEO戦略に対する反応もはやかったのかもしれません。

開業後の目的はHP誘導へ移行

開業後も、それ以前ほどではないにしろ、エレクトーン動画はアップしていました。

事務所をオープンしたての頃は、板橋区の住民をターゲットに集客をしていたのですが、何と「エレクトーンをみて決めました」という板橋区民もいたのでビックリ!

同じ理由で依頼してこられるのが月にひとりいるペースで、自分でも知らないうちに「エレクトーン奏者あいきんくん」が地元で有名だったことに度肝を抜かされました・・・。
まあさすがに北海道や九州からの依頼はなかったのですが、それでも改めてネットの力は侮れないと痛感。

実のところ、開業後はYouTube動画の目的も若干変わって、あくまで当所サイトへの誘導目的で使っていました。
YouTubeをハブに板橋区民を相澤法務事務所サイトに誘導し、受任を狙うという戦略です。

開業前の目的は名前を売るためと、あとエレクトーンを自慢したいというのが(笑)ありましたが、事務所を立ち上げてからはやや本気モードになったという感じです。

また、新人の頃は何もかも未経験で、強みも何もないまっさらな状態ですので、個性やキャラクター、親しみやすさを打ち出す狙いもありました。

実際、当時からエレクトーン奏者の「あいきんくん」で覚えられることもあったわけです。
そう呼ばれて「いや俺の名前は相澤だから」と思わなくもなかったですが(笑)。

何はともあれ、YouTube作成の体験で得たものは、企画力、コンテンツ作成力、ユーザー目線の考え方、おもしろくするためのセンス・・・たくさんありました。

そのように蒔いた種がコンテンツSEOとしてやがて大輪を咲かせるようになるとは、このときまだ想像もしませんでしたが。

広告費ゼロまでの道のり

これまで相澤法務事務所が実践してきたこと・・・。

「リスティング広告費は大手を出し抜き業界No.1」
「ピーク時は月間1,000万円、年間にして1億円の広告費」
「沖縄でテレビCMを出稿し3,000万円の大赤字」

ここで問題です。
相澤法務事務所の現在の広告費用はいくらでしょう?

答えは0円です。

はい、テレビもラジオもリスティングもすべてやめてコンテンツSEOに特化して集客しています。
広告コンプリートを達成したあいきんくんですが、ただ闇雲に進んできたわけではありません。
それぞれの広告ツールには、それぞれの理由や狙いがあります。

今となっては、中止した広告がなぜダメだったのかも分かっています。
あいきんくんがさまざまな広告に手を出して分かったこと、学んだことをお話ししましょう。

簡易HP開設と独自ドメイン取得(2009年開始)

司法書士事務所を開設したのが2009年の10月。
その1ヶ月前の9月に、自社でサイト運営すべく独自ドメインを取得しました。

正直申し上げますと、当時のネットの知識はほぼゼロです。
独自ドメインを取得したのも、「事務所を立ち上げるからには持っていないとだめだよなー」という、何となくなくといった感じでした。

最初に開設したサイトは、ブログのように気軽に更新できる簡易的なHP。
テンプレートなどはあるものの、もっと見栄えよくするには専門業者に仕様の変更をお願いする必要がありました。

とはいえ当時は運転資金にも余裕がなく、見栄えより認知度を上げるのが先という認識で運営していました。
まだ開業したてで、今のように答えが分かっている状態ではないので、とりあえず一般的な手法でやってみようという感じだったのかもしれません。

ただほかと違うのは、冒頭でもお伝えしたYouTubeによる広告で集客を図っていたこと。
タグの法則、コメント機能、双方向性など、従来のメディアにはないシステムに感動し、「時代が変わったんだなあ」と実感。
知識はなくても、肌感覚で「これからはネットの時代がくる」という予感は持っていました。

今だから分かること「独自ドメインは絶対持つべき!」

何となく取得しなければいけない思いで持った「独自ドメイン」。
今思えば、これは正解でした。

独自ドメインは古いほど信用性が高く、長く続けるほど価値も上がる。

当時はもちろん、10年なんて想像しているはずもなく、SEOの本当の意味すら理解していませんでした。
それより、YouTubeで着ぐるみ何着ようとか、どんなプライベート動画投稿しようとか、おもしろおかしい動画コンテンツを考えることに真剣でした(笑)。

YouTubeとて当時は集客より「おもしろいことしてやろう」「楽しませよう」という気持ちが強かった。
コンテンツを作るうえでその精神は大事で、そのとき養った企画力や発想力は独自ドメインと同じくらい財産になったといってもいいかもしれません。

リスティング広告(2010年開始)

開業翌年(2010年)からリスティング広告をはじめました。
リスティングをはじめた当時の思いは、「多くの人に事務所の存在を知って欲しかった」から。
バナー広告(ディスプレイ)もはじめましたが、これも理由は同じく認知度を上げたい一心からです。

当時から依頼者ファーストだった相澤法務事務所の存在を知って受任してくれたら、大手より高い満足度を得られる、との思いも強くありました。

Googleに300万円、Yahoo!に300万円、合わせて月間600万円をリスティング広告に投下。

この額は当時ネット戦略には消極的?だった有名な大手法律事務所より高い(リスティング広告枠は原則予算を一番出した業者が上位表示される)ものでした。

どうしても認知度を上げたいという思いが大きかったし、やると決めたからにはやり切る性格も強く後押ししました。
何事もそうですが、そこまで徹底しないと効果の検証はできないのではないでしょうか。

リスティング広告は2~3年で撤退しましたが、徹底的にやり抜いて採算合うかどうかの見極めもついたので、去り際もすっきり決められたといえます。

外部リンク・SEO対策の開始(2011年開始)

YouTubeで人柄が伝わり、リスティング広告効果もあって少しずつ認知度も上がってきた。

しかしまだまだ足りない!
低報酬のうちの事務所をもっとたくさんの人に知ってほしい! 
そのためにはやはり、検索順位をさらに上げる必要性を痛感していました。

そんなとき、WEB制作関係の会社からSEOなる概念を教わります。
その業者から教わったのは「外部リンク」なる手法で、要は外部サイトに事務所のリンクを貼り、そこから流入を狙うというもの。

ほかのHPからの紹介ということになれば人気の証明となり、結果的に検索順位は上がる、との説明でしたが、これは検索エンジンを操作するに等しく、いってみれば「ずるい」方法でした。

当時からその感覚はあったものの、「これをしなければしょうがない」という思いがあったのも事実です。

現実的にお客さんが増えないことには成り立たないし、ほかの事務所も同様のことをしているなら対抗するしかない、との考えが勝ってしまいました・・・。

ライバル事務所の中には、外部リンクで受任誘導した挙句、顧客をだますところもあるという噂も。
そのように悪いことを働く事務所につかまるくらいなら、絶対相澤法務事務所に依頼したほうがよいとの思いも強かったのです。

結論「ズルはすべきじゃなかった」

結局、被リンクの手法がGoogleより「不適切」と判断され、検索順位が一気に下落しました。

それまで地道に広告活動をがんばり、上げてきた順位も、この一事だけですべてを失うという代償でした。
無論、被リンクを勧めたネット業者は一切責任を負いません。

この体験を通して分かったことは、「ズルはよくない」という極めてまっとうな論理。

長い目でみて地道にコツコツ検索順位が上がるような努力をしていれば、こんな辛酸は舐めることもなかったでしょう。

ネットを使って認知度を上げたいのなら、ズルだけはしてはならないという教訓を得た出来事でした。
ネット業者とは5年前に決別し、その後は自社ですべてをプロデュースする自社コンテンツSEOに舵を切ります。

ラジオCM(2011年開始)

SEO対策をはじめた2011年からは、同時にラジオ出演およびCMでの認知度アップを目指しました。

きっかけは広告会社からの打診で、事務所アピールにつながるのならとの思いで引き受けます。
また、出演したのはナック5という埼玉のラジオ局でしたが、もともとわたし自身がこのラジオ局のリスナーという面も大きかったです。

埼玉と板橋は交通アクセスにも恵まれて行き来しやすく、あいきんくんも埼玉によく遊びに行ったりします。
相澤法務事務所もナック5も地元密着タイプだから、相性のよさも大変感じていました。

そんなナック5さんとは番組出演(毎週5分ほど)9か月、15秒CM(月10本程度)を5年ほどお付き合いさせていただきました。
費用は番組出演が毎月80万~、CMが月1本3万円程度。
ラジオ出演するにあたり、次のふたつの条件を約束してもらいました。

「ナック5のロゴを使わせてもらう」
「音源をHP上で流す」

特に重要なのが「音源をHP上で流す」で、そこからあいきんくんの人柄を見せる効果が期待できます。

実際、HPからラジオ音源を聴いて依頼された方が「声が聴けて安心した」といってくれました。

やはりここでも狙いは「HPからの依頼」で、ラジオ出演はそこへつなぐためのハブ的機能という役割です。
それでもラジオ経由の相談は月に数件ほどで、大手と比べたらその差は歴然というのもまた事実。

ちなみに某キー局関連のラジオ局とも契約しましたが、条件面があまり折り合わず、効果もさほどなかったので数か月程度で終了しました。

電車・バス広告(2011年開始)

ラジオ出演と同時に電車・バスの広告もはじめました。
この目的も、相澤法務事務所の認知度向上のためです。
ステッカーの出稿先は、東武東上線、西武池袋線、都営地下鉄新宿線の3路線。

東上線だけ5~6年広告を出して、ほかの路線は1年くらいで終わりました。
バスは板橋区を走る国際興業バスで、車内アナウンスとステッカーで板橋区内の認知度アップを狙いました。

電車・バスなど交通系広告を試して分かったことは、「スマホ社会とは相性悪いのかな」ということ。
電車内をみわたしてみると分かると思いますが、車内でスマホをみていない人を探すのが難しいくらいです。
この状況で一体どれくらいステッカー広告に目を通す人がいるのか疑問、というのが正直なところでした。
交通系広告の費用は次のとおりです。

● 電車ステッカー:毎月20~80万円程度(路線や掲載場所による)
● 路線バスアナウンス:30程度のバス停で毎月5万円~
● 路線バスラッピング:初期ラッピング制作80万~。年間契約で毎年80万円~

「電車・バスにはそれほど高い広告効果は見いだせない」ということも、実際に広告を出してみて分かることです。

試す前から「そんなのどうせ効果ないよ」というスタイルは正直好みません。
効果検証のプロセスを踏むことで、広告との相性、メリット・デメリットがみえてきます。

テレビCM(2016年)

これは3年前の話ですから、比較的最近の“失敗談”です。
相澤法務事務所がテレビCMを沖縄で流し、“禁じ手”のフリーダイヤル連呼をはじめたという、歴史的(?)な出来事。

沖縄なので、東京キー局ほどではないにしろ、毎月数百万円の広告費がかかりました。

コンテンツSEOを自社で推し進め、成果もみえてきたというのに、ここにきて最大最強の広告ツール・テレビCMに打って出たのです。

あらゆる広告にチャレンジしてきた中で、唯一残っていたテレビCM。
「せっかくいろいろ試してきたのだから、テレビCMの効果検証にも挑戦したい」という思いがあってのことでした。

実際に試してみて分かったことは、「やはりテレビはすごい」ということ。
フリーダイヤルを流したことで、反響は確かにあった。

けれど、鳴った電話は過払い金と関係ない相談も多く、「ガスコンロ買ったんですけど過払い金出ますか」などという“トンデモ相談”もあったほど。

とにかく見境なくいろんな層に引っかかるというのがテレビであり、尋常ではない影響力を持つ媒体だと改めて思いました。

同時に、あれだけ全国ネットでフリーダイヤルを連呼する大手事務所には、一体どんなカオスが生まれているのか、少しだけ興味があります・・・。

テレビCMなどメディア広告は、長く続ければ続けるほど徐々に効果が見える媒体ではありますが、それを踏まえても明らかに何かが間違っていると判断。結果的に沖縄CMは失敗に終わり、4ヶ月程度で撤退しました。

「テレビCMを打つといろんな電話がかかってきてマイナスでしかない」という検証結果も手に入れることができたので、決して無駄ではなかったといえます。

テレビCMは相澤法務事務所には向いていない、この結論が出ただけでも前進なのです。

最後に付け加えますが、テレビCMを打って赤字に見舞われても、客単価を上げて回収するようなことはしませんでした。

CM動画・チラシなど

チラシや新聞折り込み広告にもあいきんくんはチャレンジしています。
広告効果がそれほど望めない割に、費用がかかるというのが率直な感想です。

相澤自ら声出演したプロモーション動画の作成にもトライ。
プロの声優さんも起用するなど本格的な制作に挑み、現場にも足を運んで撮影の様子をチェックしました。
「何か違うなあ」と思ったら指摘し、「こうしたほうがいいんじゃないの?」とディレクターになりきって指示することも。
その動画ですが、自分も声優として出演しています。
はい、あいきんくんは出たがりの人間なんです(笑)。

チラシにしろ、CM動画にしろ、すべて丸投げではなく、きちんと意見を伝えて相澤法務事務所にふさわしい広告に仕上げることを目指しました。

チラシの文言、見せ方、コンテンツ企画の方向性など、すべてあいきんくんがプロデュース。
実行するからには中途半端でなく、とことんやり切りたい性格がそうさせたのかもしれません。

動画で解説「過払い金って何?」

3分でわかる!

動画を見る

過払い金をコマ撮りアニメーションでわかりやすく解説!
「なんだか難しそう・・・」と思ってる人はぜひ一度ご覧ください。

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WEBデザイナー起用でSEO対策(2014年~現在)

それまで協力してもらっていたネット業者と解約した相澤法務事務所は、「コンテンツSEO対策による健全経営」の道を目指します。

WEBデザイナーを直接雇用して、HPのデザインをセルフプロデュース。
テキストも相澤本人が執筆し、分かりやすくみやすいコンテンツを心がけました。

SEO対策のすべてを自社で進めていくことで、余計なコストの削減が可能となり、事務所のカラーに合うサイト構築もしやすくなります。

インターネット集客により広告費を大幅に圧縮し、ラジオや電車広告に頼らなくてもHP由来の受任が増えてくるようになりました。

代表みずからの情報発信は、サイトの信用性を高めますし、誠意ある姿勢を打つ出すことにもつながります。

また、YouTube時代から培ってきた「おもしろく」「分かりやすく」「楽しく」の三拍子そろった企画力も、コンテンツ作りの大きな支えとなりました。

そんな努力をGoogleが評価してくれる日が来ました。
ペンギンアップデート4.0での検索順位回復です。

不適切なSEO対策に対するGoogleのペナルティをペンギンアップデートと呼びますが、リカバリーに励むと再度のアップデートで回復できる場合があります。
リカバリー効果によりペナルティ評価がリセットされ、検索順位がV字回復する運びとなったのです。

セルフプロデュースによるSEO対策を開始して2~3年でのめでたい結果でした。
やはり、まじめにコツコツ続けることが、成功への一番の近道だと思い知った次第です。

自社コンテンツSEOが実を結び、相澤法務事務所は現在「広告費ゼロ」を実現しているところです。

ほぼ我流で築き上げた実務スキル

広告もそうでしたが、実務もほとんど知識がない状態ではじめました。
実際に体験し、吸収して覚える実学方式。
実務を覚えるのに形は関係ない。
結果的にマスターして、お客さんが満足すればそれでよいのです。

研修目的で事務所に入る

開業の前に「現場の見学くらいはしておきたい」という気持ちがあったので、配属研修に参加しました。

これは、先輩司法書士の事務所にお邪魔して実務を勉強させてもらうという趣旨。
この配属研修で、登記の事務所と債務整理の事務所、それぞれ5日間ずつ実務の様子を見学させてもらいました。

やはり認定司法書士あいきんくんとしては、債務整理事務所の実務に関する情報はしっかりと収集しておきたいところです。
事務所には「事件解決ファイル」という過払い金訴訟や自己破産の解決プロセスを記録した資料がたくさんあったので、研修中はほぼ1日それに目通す日々。
断っておくと、配属研修は勤務というわけではないので、見学の方法や時間などは基本的にフリーハンドなのです。
見学中は一心不乱に事件ファイルを乱読していたのですが、やはり生の裁判記録は勉強になります。
3日間くらいひたすら資料の通読に没頭、イメージトレーニングなどを重ねていきました。
裁判にも同行し、生の過払い金訴訟を体感。
事件記録を漁り裁判も見学して、だんだんと「自分でもできる」という手応えをつかんでいくようになりました。

事務所の先生には、広告費や集客方法など経営に関することも教えてもらいましたね。
「広告費いくら使ってるんですか?」という問いに「毎月200万円くらいかな」との回答。
当時の本音は「へー、そんなにかかるんだ」。
(その後、あいきんくんは広告費毎月1,000万円投入することになるのでした)

そんな感じで債務整理の研究に費やした配属研修、5日見学したところでもう十分と思い、卒業させてもらいました。
はやく自分でやってみたい! とウズウズしてたんですね。

2ちゃんねるから情報収集

開業後、あいきんくんが過払い金の情報収集ツールとして重宝したのが「2ちゃんねる」です。
当時は過払い金の返還訴訟を個人で行う人が多く、掲示板にアクセスすれば生の体験を見聞することも難しくはなかったんですね。

ネット上には個人の訴訟体験はじめ、請求書のテンプレや手続きの仕方、計算方法などの情報がたくさん転がっていますから、わざわざ先輩司法書士の下について習う必要もありません。
また、個人でもできる訴訟をプロができないはずがない、という確信もあります。

基本的な情報収集には不足のない2ちゃんねるも、さすがにプロが知っているような高次元の情報はない。
けれど、そのあたりのプロ情報は配属研修先の事務所でしっかり収集しておいたので、何の心配もありませんでした。

過払い金訴訟に関する情報を2ちゃんねるでリサーチするなんていえば、周りの先生たちから、「えっ? そんな方法で大丈夫?」と反応されるかもしれません。

しかし、あいきんくんをみれば分かるとおり、その方法で立派な過払い金請求のプロになっています。
2ちゃんねるからの情報収集を否定する人は、「プロっぽくない」という漠然としたイメージがあるのでしょう。

これもエリート意識の高い人からすれば、なかなか発想できない方法なのかもしれません。

ほぼ自己流でスタート

独自の方法で情報を集め、手続きの仕方と訴訟知識を身につけたあいきんくんは、満を持して過払い金返還交渉に挑みます。

セオリー通り、最初は業者に請求書を送付。
ところが業者からは返答なし、という例がしばしばありました。

おそらく新人司法書士など鼻にもかけない、という態度だったのでしょう。
「仕方ないな、そっちがその気なら、やっちゃうよ?」とあいきんくん戦闘モード。

というわけで、請求書は送付せずいきなり訴訟を提起する戦法に切り替えました。
泡を食った業者はすかさず「こ、こ、これくらいで和解したいのですがいかがですか?」と連絡してきます。

なぜ豹変するかというと、反応しなければ裁判で負けを認めたことになり、請求金額を丸ごと払う羽目になるからです。
この手法に対して、「いきなり訴訟ってどうなの?」と疑問視する声もありました。

もちろんいきなり訴訟提起は違法でも何でもなく、「セオリーから外れている」といった程度のレベルです。

あいきんくんはセオリーや業界の慣行などは気にしないタイプなので、そんな疑問・批判はどこ吹く風でバンバン訴訟を打っていました。

それもはじめの頃に多用していた手法で、実績を重ねるにしたがい業者の間で「あの先生手ごわいぞ」と評判が立つようになってからは、任意和解の方法でも解決できるようになりました。

実務も経営も試行錯誤

経営者という立場上、業務に励む一方で経営マネージメントやスタッフ集め、教育なども手がける日々を送ります。

経営の話をすると、最初の頃収益のほとんどは広告費に回していました。
とにかく「認知度を上げる」ことをしなければはじまらないと思ったので、そこへの先行投資はまったく惜しくなかったんですね。

開業後1年間は、まだ送りドライバーの仕事(※注)をしていたので午前中の電話は転送してもらい、寝ているときもお店で飲んでいるときも折り返し電話で対応していました。

新人の頃は24時間営業状態で、ひとつの依頼も取りこぼさない意気込みです。

その結果は確実に表れて収益も徐々に上向き、開業半年後にはアルバイト事務員さんを雇えるまで成長。

1年後にオフィスを今のときわ台駅前に移転、その時点でスタッフは11人(派遣社員さん含む)。

ただ、人は増やせばいいというものでもなく、スキルにバラつきが生じるなどの問題点も生じます。

一言でいえば「寄せ集め」の状態に近く、指導には手こずる日々・・・。

「少数精鋭こそ理想スタイル」という結論にいたったのも、こうした経験が大きかったです。
このあたりの人材に関する内容は、また別の機会を設けてお話できればと思います。

※司法書士試験受験生時代に相澤が就いていた仕事

まとめ

この10年間、私相澤がどのような思いで広告活動や実務と向き合ってきたのか、お話させていただきました。

見よう見まねではじめた手法ばかりで、なかなか結果が出ず焦ったときもありました。

それでも確固たる信念と考えを持っての取り組みだったので、自信をもって挑み続けた結果、確実によい方向へ向かっていき、自信は確信へと変わっていきました。

決まりきった手法や、常識にならうだけのアプローチというのは簡単です。

けれど型にはまるだけだったら、そこに特別な思いは必要なく、深い考えも持つことなく、ただ流されるだけで終わってしまうことはないでしょうか。

私がこれまで試してきた手法が完璧とはいいませんが、自分なりの思いと考えを持って動いてきたのは紛れもない事実。

だからこそ他者が経験しないような大きな失敗もあり、先達からのご批判、ご心配の声もいただいてきたわけですが、今となってはすべて貴重な財産です。

あらゆる広告ツールを検証してたどりついた、最強の集客方法。

開業当初から貫き通した、依頼者ファーストという理念。

広告費をゼロにし、報酬も可能な限り引き下げ、少数精鋭のサービスクオリティを実現して、これ以上目指すゴールはないかのように思えます。

しかし本当の意味でのゴールは存在しないのかもしれません。
今いる場所をゴールにしてしまうと、停滞か後退かのどちらかですから。

というわけで、これからも走り続ける相澤法務事務所をよろしくお願いいたします!

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